華凛の日常

リンドウ
2017.02.14（火）　

今まで火曜日は午後３時から出勤だったのだが、一人退職し、一人入ってこられたことで、私の勤務時間も変更になった。その為、家事や料理のリズムが崩れてしまい、まだ上手く回っていない感じがする。

ルーティンじゃないが、だいたい毎日行うことや、曜日によって自分なりに取り決めたことが、スムーズに流れていくととても気分が良い。

早くリズムができるようになりたいのだが、なかなかうまくいっていない。

それというのも、帰宅時間が結局夕方になってしまうからだと思う。早くて４時頃帰宅できていても、気分的にはもう夕飯の準備の時間と思って、何をするのも落ち着かない。

そこで今日は、帰宅後すぐに夕飯作りにとりかかった。

実は最近はまっている、炊飯器を利用した料理をつくる予定だった。それならば、なるべく早く仕込んだ方が美味しくなる。

お昼ご飯も食べずに、夕飯の準備をするのはかなり辛いが、ささっと炊飯器に材料を入れて、スイッチＯＮ。そのままキッチンで遊ぶことにした。

今日はバレンタインデー。職場でもチョコをいただいたり、自分でも土日からいろいろ作ったりして、チョコ味はどうかなと思ったが、結局チョコカップケーキを作ることにした。

こんな風に、お料理をしているときは、他のことが全て気にならなくなり、すごくストレスを発散することができる。しばらくするとオーブンから香ばしい良い香りが漂いだした。この少し甘い香りは、心も体もリラックスさせてくれる。

熱々を一つ味見。

お手軽簡単なレシピなので、コクや深みは無いが、まぁそれなりという感じのお味だ。

家用にするか、明日、職場に持っていくか、少し悩むところだが、どちらにしても、次の休みには、

「めちゃめちゃ美味しい！」

と、言えるようなお菓子を作りたいと、今からワクワクしている。

リョウリギク
2017.02.13（月）　

お料理に明け暮れた休日から、今日は週の初めの月曜日。

昨日職場の人達用に作ったチョコレートケーキを持って、いざ出勤。

だが今日は仕事でミスをしてしまい、かなり落ち込んでしまった。

結局は自分のミスだが、自分だけのミスではなく複合的なミス。

ミスが重なった上に、私がそれに気づかずミスの上塗りをしてしまった結果だ。

けれど、偶然にも発見してくれた人がいて、なんとか事なきを得た。

ほっと胸をなでおろしたしだい。

次回からはその人に、最終的なチェックをしてもらえるように依頼した。

どうしても一人の目ではミスが起こってしまう。

何度も見直しているようで、見えていない。

不思議なことだが、人が変わると発見できることも多い。

同じようなミスをしないように、帰宅後も、何故ミスしてしまったかゆっくり考えていた。

結果、重複したミスを発見し、やっと心が落ち着いた。

どうしてそのようになったのか分からないと、次に予防出来る気がしない。

責任を持って仕事を仕上げたいという強い気持ちとは真逆の、もともとがいい加減な性格の私には、本当は仕事をすることは緊張感の連続だ。

電話をとったり、患者さんの応対をしたり、会計をしたり。

そんな仕事をしながら、毎月のレセプト請求や、個人の請求書作成事務に追われる日々だ。

まったくあっという間に一か月が廻って来る。

エンドレスな気分になって、疲れがどっとたまってしまう。

たぶん、今日のミスも、思うに、他の仕事をしながらの書類作成時だったため、注意力が低下していたのだろうと思う。

まぁ、性格的にも問題点はあることは自分でも想定済みなのだから、今更、四の五の言っても仕方ない。のんびりやろうと思う。

こんな風に気分転換して、気力が萎えたままにならなくなったのは、”おばさん”になって根性が少しはついたからかも知れない。（笑）

 
リョクガクバイ

2017.02.12（日）　

今日も朝からお料理したい気持ちがいっぱいで、バタバタと一日過ごしてしまった。

その前にどうしてもやらなくてはならないこと。

それは、カラーだ。

年末に長男が帰省したときに、カラーとカットをしてくれたが、かなりその時短めにカットしてもらったとはいえ、もう２月。そろそろ髪の毛も切りそろえてすっきりしたい気分はあった。

さすがプロの長男。

数日前に電話があり、髪の毛はいつカットしようかと、連絡してきてくれたが、長男がいろいろ忙しいのはこちらも重々承知。

まだもう少し先でいいよと返事してしまったのだった。

ところが、今朝自分でカラーしようと鏡の前に立つと…、やはり前下がりのボブヘアーがうっとうしいといえば、うっとうしい。

気になりだすと我慢できないタイプの私なので、すぐに長男に電話してみた。

もちろん、今日急に来てくれといっても、たぶん無理だろうな…とは思いつつの電話だった。

そうしたらなんと、「骨折してしまった」とのこと。

私も今でもよくやるのだが、足の小指とか手の指など、あることを忘れているかのように、ぶつけてしまうというやつだ。

幸い、完全に折れてはいないのと、小指ということで、包帯だけで固定しているらしい。仕事も休むことなく、何とか通勤も出来ているが、しっかり固定できない場所だけに、なるべく歩くのを避けて、安静にしなくてはならないとのこと。

「行けなくてごめんね」

と、言ってくれていたけれど、こうして急に髪の毛のことが気になって電話したのも、何かの虫の知らせかも知れないと思った。

心配かけないように、連絡しないということをするようになった長男を思うと、もう本当に一人前なんだとしみじみ思った。

ところで、私の髪の毛の方はといえば、iPhoneの電話中に、FaceTimeなるもので、髪の毛のカットの仕方を教えてもらい、無事、自分で気になるところを少しカットすることができた。

自分の携帯電話で相手の顔を見ながら話をすることができるなんて、今更だけど、本当にすごい時代になったなと思わずにはいられない。

リナリア
2017.02.11（土）　

今日はたくさんお料理をした。

そんな一日だった。

朝からいつものようにお蕎麦を茹でたのはもちろんだが、朝食が終わってから、殆どの時間をキッチンで過ごした気がする。

まず最初にホームベーカリーで「きりたんぽ」をセット。

これはそんなに時間がかからずすぐに出来たが、思ったよりも一回分の量が少なかったので、思わず「五平餅」に変身させることにした。

軽く丸めて砂糖醤油を絡ませ、焼きのりを巻いてみた。五平餅は大好物なので、これからは買ってこなくてもいつでも食べられるから楽しみだ。

その後はチョコレートケーキに取り掛かる。

これも思った程時間がかからず、オーブンの予熱をかけながら、チョコレートの種を準備。後はクッキングペーパーを引いた型に流し込んで、オーブンで焼くだけ。

初めてにしては大成功。生チョコっぽくて、とっても美味しかった。

半分だけ食べて、残りは綺麗にラッピングしてバレンタインデーに夫と次男にプレゼントしようと思う。

ここまで出来た時点でまだお昼前だったこともあり、再びホームベーカリーにお仕事してもらうことにした。夫のリクエストの「饂飩」だ。

説明書を見ると、これも種だけなので、40分くらいで出来上がる。

普段はお昼は食べないことにしているのだが、今日は特別ということで、お昼は打ち立てのお饂飩だ。

40分後。ホームベーカリーはちゃんとお仕事してくれたが、さてここから上手くできるかどうか。

片栗粉を引いて、饂飩をのばして折り畳み、包丁で切るのだが、そこまではとてもうまくできていた。だが、お鍋に入れるときに手で持ち上げると、思った以上に柔らかくて持ちにくく、饂飩が伸びて細くなってしまった。

太い所や細い所があるうどんの麺になってしまったけれど、やっぱり打ち立てはとても美味しいかった。

それに、これなら、餃子の皮なども簡単に作れそうで、もちもちした触感の水餃子をぜひ次は作ってみたいと、またまたやる気が出てきた。

その後は、もう一種類のチョコレートケーキを炊飯器で2回作り、職場の人たちにプレゼントできるように全てラッピングして準備した。

その合間には、部屋中を掃除機をかけたし、そういえば、お天気が良かったので、朝一番からお洗濯もした。

今日は一日中、本当に大活躍の私。こんなに充実した一日が過せるなんてとても満足だ。

一日を終えて、外では満月がとても明るく輝いている。月の光を浴びると良いという。手持ちの水晶に満月のエネルギーを注入してもらえるように、月の光があたるところへ置いておいた。

満月の静かな夜が更けていく。

リュウキンカ
2017.02.10（金）　

今日は先日退職した同僚とお茶をした。

本当はランチがしたかったのだが、私の仕事がお昼過ぎまであるので、仕方なくのことだ。

実は退職したその人とは、ちょっとした事がきっかけで、ずっと上手くいっていなかった。もともと、その人と私はまれにすれ違うことはあっても、勤務時間が重ならない為、余計にこじれた関係を修復することも出来ず、何となく気まずいまま今日に至っていた。

スタッフ全員から記念品を渡したので、退職後にお返しの品を持って彼女が現れた。

ちょうど私しかいなかったのだが、その顔つきを見て驚いた。まるで憑き物が落ちたようなスッキリした笑顔だったからだ。

今までの「あなたなんて大嫌い！」オーラはどこへ行ったのか。本当に同じ人なのかと疑う程の違いようだった。

短い時間だったが、今日、お茶を飲みながら話して分かったこともある。それは彼女が退職する原因になった同僚と私が、仲間になっていると思っていて、それが私を避ける原因の一つになっていたらしい。

今となっては、どうして挨拶もしないような態度をとられていたのか、私には思い当たることは無いのだが、彼女にしても、今更もうどうでもいいことなんだろうなと思う。

私にとって、職場での女の付き合いは、かなり疲れることだ。

だが今日は、一つ心が軽くなる思いがした。もちろん、彼女が退職したことで、立場が変わったために、私との関係も変化したからこそのことだが、それでも関係が少し修復できたように感じられることは、とても良かったことだと思う。


人の心は移ろいやすく、時に激しく、時に攻撃的であったりもする。
すぐに人を信じてしまうおバカな私は、何度痛い目にあっても、また同じような失敗をする人生のようだ。

だがそれでもいいと思う。
自分の心に正直に、なるべく美しい心でいたいと思う。
誰に見せるわけでもないが、人を嫉まず、人を尊ぶことができるような心を持ちたい。


どす黒く汚い心が沸き起こっても、明るい光を差し込ませて、自分の心を見つめたいと思う。

リトルエンジェル
2017.02.09（木）　

少し前のことだが、仕事から帰ってきたら、何やらお届け物の箱が置いてある。何が入っているのだろうと開けてみると、なんとホームベーカリーの可愛い家電。

夫からのプレゼント。

時々、知らない間に、私が喜びそうな物を購入しておいてくれる。

これこそ本当のサプライズ？！

サーチ力抜群の夫なので、機能やお値段も保証済み。新しいおもちゃが登場したとあって、早く使いたくてたまらない気分だった。

だがパンなど作ったことが無い私。キッチンにはもちろん強力粉もドライイーストも無い。

「買ってこなくちゃ」

と、呟いたら、

「持って帰るのが重いから、ネットで買ってあげる」

とのこと。

ありがたや…ありがたや…。

職場からの帰りに、お大根や白菜なんかの特売があっても、なかなか買う気にならないのは、その重さのせいだ。ちょっと良くなったといっても、まだ腰痛があるので、無理は禁物なのだ。

そんなことで、今朝起きたら、注文してあった材料が今日にも届くという。

本当に最近は注文してからお届けまでが速い。びっくりするような速さだ。

昼前には材料が一揃いしたので、さっそく作ってみる。

説明書はすでに読んでおいたので、要するに、きちんと計量することと、食塩とドライイーストを近くに入れないこと。それと、材料を入れる順番。あとはこの可愛い機械がやってくれる。

材料を入れてからは、こねられて、綺麗に丸まっていく様子が面白くて、しばらくつきっきりで見ていた。

ドキドキして出来上がりを待ったが、約2時間40分で見事に完成。お部屋中、焼き立てのパンの香りに包まれた。

しばらくはこれで遊べそうなこと間違いなしだ。
新しいことにチャレンジしたせいだろうか。ストレスも発散できたようで、とても楽しい一日が過ごせた。

リキュウバイ
2017.02.08（水）　

明日はお仕事がお休みなので、かなり嬉しい気分だ。

やっぱり家に居てのんびりするのが、一番好きだ。

仕事をしていなければ、少しはお金が稼ぎたいと思い、仕事に出るようになると、家でのんびりしていたいと思う。

まったく贅沢な悩みだと思う。

でも本当は遊んで暮らしたい。

結局、怠け者なのだ。

疲れると電池切れのようになってしまう。

体が疲れるというよりも、神経が疲れることの方が多い気がする。もちろん加齢のせいもあるかも知れないが、若い頃よりもむしろ今の方が、いろいろ考えすぎてしまうようだ。

もっと自信を持って毎日を送ってみたい。

落ち着いて、思慮深く、的確に判断できるような、そんな女性になりたかったのに、現実は酷いものだ。

まぁ、そんなことを言っていても何も変わらない。

明日は一日家の中で、好きなことをして過ごそうと思う。

アミガサユリ
2017.02.07（火）　

かなり前から炊飯器を使って、いろんなお料理ができるとよく耳にはしていたし、職場の同僚でお料理が上手な人からも、すごく便利だと聞いてはいたが、なかなか自分ではやってみようと思わなかった。

どうしても、炊飯器＝ご飯を炊くもの。というイメージがあって、他の事に使うと、次にご飯を炊くと匂いが移りそうな気がしたりしていた。

実際は、炊き込みご飯だって作るのだから、全然そんなことは無いのに、それでもやっぱり使う気になれなかった。

だが背中を押してくれたのが、お鍋でご飯が炊けるといＩＨコンロの購入だ。これがなかなかお手軽で、結構おいしくご飯が炊けてしまう。

このお鍋の存在が、炊飯器でしかご飯は炊けないというイメージを壊してくれたようだ。

おかしなもので、それならば炊飯器をお料理に使ってみてもいいかなという気持ちになったのだった。

そんなところへ今日、仕事帰りにiPhoneでお料理を見ていたら、鶏のもも肉と大根の煮物…みたいなのを見つけた。炊飯器に全部入れて、後はスイッチを押すだけ。出来上がる時間を利用して、ほかの事ができるという説明が書いてある。

これは便利だ。ちょうど材料も揃っている。そう思って、さっそく帰宅後やってみようという気になった。

ところが、さっき見ていた画面がどこだか分からなくなってしまって見つからない。いつもなら、ここで諦めてしまいそうな私だが、今日は違った。お料理のお助けアプリ、クックパッドで検索すると、さっき見ていた感じに近いお料理が沢山出ていた。

鶏肉の下処理や、味付けもかなり適当にやったので、ちょっと辛めになってしまったが、鶏肉もお大根もふわふわで、とても美味しくできた。

ほんとにこれは便利。

こんなに簡単に、美味しくできるとは思わなかった。

目から鱗だ。

って…友達も、そう言ってたのに。

知らない間に頑固になってきてるのかなと、思わず苦笑いの私だった。

アマドコロ
2017.02.06（月）　

去年から、三日坊主防止アプリのみんチャレを使って、日記やあすけんの体重管理、毎食のカロリー計算、日々のストレッチや読書にいたるまで、楽しく習慣付けることができた。

年末年始は多忙なため、一旦、みんチャレを全て退出。

お正月が過ぎて、やっと普段の生活に戻ってきたので、また、みんチャレのグループに入ってみた。

ところがこれが楽しくない。

日記はみんチャレのお蔭で、ずっと続けることができていて、もう今更みんチャレを続ける必要を感じなくなっているということもある。

だが自分の心をちょっと覗いてみると、どうも飽きっぽいということだけではなさそうだ。

結局、見知らぬ人たちと励まし合ったり、おしゃべりすることが苦手なのだと思う。新しく入った人と挨拶したり、誰かが投稿したら、いちいち言葉をかけなくてはならないことに、ものすごくストレスを感じてしまう。

気を使いすぎるのが原因だとは思うが、そうやって気を使ってまで特に話してみたいと思わないというのが、本当のところのような気がする。

ネットを始めた頃、あんなにもいろいろな人と、毎日チャットしていたことがウソのように思われる。今でこそ、LINEなんていう便利な物ができたが、2000年当時は、メールが主流で、チャットと呼ばれるものが最先端だった気がする。

チャットのお部屋に集まる、様々な人たちと、毎夜毎夜おしゃべりに興じていた私だが、あれは何だったのかと思われる程、今ではそういったことに全く興味が無い。

新しいことが好きな私は、時々、いろんなことに気が散ってしまうが、ぶれないで自分のやりたいことをやらないととつくづく思う。

ネットは楽しいし便利なものだ。手のひらに小さなPC（iPhone）を持つことが当たり前になってしまうと、逆に、それらを手から放して、自分の手で文字を書いたり、お料理をしたりすることの方が、ものすごく魅力的なことのように感じられるのは私だけだろうか。

アブチロン
2017.02.05（日）　

いよいよ長男が結婚を決意したようだ。

もう一緒に生活するようになって、早３年。

もちろんここまで、紆余曲折ありの二人だが、結婚という大きな節目を迎えることになったようだ。

二人で婚約指輪も見に行き、デザイン・価格ともに気に入ったものが見つかったので、予約して決めてきたとの報告の電話を受けた。

息子自身の迷いの原因は何なのか…、私に背中を押してもらいたくて電話してきたのか、よくわからない。だが、母親である私が離婚経験者だということも、もしかすると理由の一つかもしれない。

３年も一緒に住んでおきながらと思われるかも知れないが、真面目過ぎるところがある長男にとって、入籍するということの責任の重さも理由の一つかもしれない。

奨学金の返済に追われ、低賃金の美容師では、とてもプロポーズなどできないと思っていたことは、彼女も彼女の母親も、そして私もよく知るところだ。

美容専門学校の講師の資格も取り、指導する職に就くことで、やっと貯金も出来るようになった長男なのだ。

そんな長男がコツコツ貯めたお金で買った婚約指輪。彼女もきっと値段ではないその値打ちを分かってくれている女性だと信じている。