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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。



№6  2018.10.25(木)
地球の悲鳴のような猛暑がやっと過ぎ去ったと思ったら、一気に寒くなった。暑さにはめっきり弱いが、寒さにはわりと強い私には過ごしやすい季節の到来だ。
昔は新緑の季節が一番好きだったと思う。だが温暖化の言葉も聞きなれてしまった昨今、春が来れば一気に暑くなるので、ぽかぽかと心地よい春も一瞬で終ってしまうような気がする。ということで最近は「秋」が好きになってきた。
人生も思えば秋の季節かも知れない。
春の季節にすくすく育ち、夏の季節にしっかり勤しみ、そして秋にはそれなりの実りを戴く。そんな風に考えると、怠け者の私は何を目標にと言うことも無く、ただ毎日が精一杯で、それこそ「大志」などとはかけ離れた小さな井戸の中から出ることなもなく来てしまった。
秋になって、なんの実りも成果も得られなかったような空虚な想いは、それこそが、自分の歩いてきた結果なのだと、最近になって思う。
それも人生だと思うし、まだ人生半ばかも知れないことを想うと、今からでも何か人様のお役に立てるような人生にしたいと思ったりもする。
だが、何者にもなれなくとも、ただ「私」という人として、毎日を精一杯明るく楽しく生きたという事だけでも、実はそれはそれで良いのかも知れないし、何か人様の為になどと思う事自体が、おこがましいことだとも思う。
「まぁいいかぁー!」
真っ青に澄んだ青空を見上げて気合を入れた。

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