アブチロン
2017.04.14(金)
関東に引っ越してきたときは、まだ次男も小学校だったし、そういう学校関係のお付き合いというのがあって、以前住んでいたところでは、数人の友達ができた。
そして再び今住んでいる所へと引っ越してきたのだが、中学・高校となると、学校関係の友達というのも、そうそう出来ることも無く、子どもが卒業してしまうと、まったくお付き合いが無くなってしまった。
私自身がご近所のサークル的な活動に参加していないことも、友達らしき人ができない理由かも知れないが、今は、「友達と呼べる関係なのかな?」と思う人が、職場がらみで数名存在しているだけだ。
職場が変わって会わなくなっても、たまにLINEしたり、電話したりして話すことができる人がいることは、とても嬉しいことだ。
同じ職場で働いているときは、ただの同僚だった関係も、職場が別々になっても話したり相談しあったりできる関係は、もうすでに同僚から友達へとほんの少し変化したのかなと思ってしまう。
実は以前の職場の同僚とFBやインスタで繋がるようになった。もちろん退職してからのことだ。ときどきFBにいいね♪を入れてくれて、お互いに変わりないことを確認しているような気がする。
ここのところ連続アップしているケーキの写真に反応して、
「マジで食べたいー!」
と、LINEが入った。
京都の友達からも、時々「美味しそう」とか、「食べたい!」とかコメントが入るが、もちろん遠く離れているから実現することはかなわない。
だが、もと同僚である彼女はわりと近いところに住んでいるので、会おうと思えば会うことは可能だ。
そんな彼女からのLINEは、
「余分に作ったときとか、余ったときとか、連絡くれたら飛んで取にいきまぁーす!」
と入ってきた。
なんだかとても嬉しかった。やっぱり苦楽を共にしたことも思い出されて、懐かしいような気分にもなった。
退職して仕事関係という立場でなくなってみると、不思議なもので昔からの知り合いの友達が出来たみたいな気分だった。
それとも、もともと友達だったのかな?そこのところはよく分からない私である。
でもまぁ、私の作ったケーキが食べてみたいなどと奇特なことを言ってくれる友なのだ。大切にしたいと思ったのだった。