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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

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職場の現実


バラ・プリンセス アン
2016.12.08(木)

一山超えて、やっと今日は一日休みをもらえた。まだ働き出して一年たたないが、危機的状況に立ち向かうことで、少しだけ絆も生まれた気がする。と、思っているのは私だけかもしれない。もともと天然で人間関係に疎い方なのだが、今回の出来事で、人となりというか…、少し周りのことも見えた気がする。

人というものは、自分が苦しいときほど、本音がばれるものだ。

また、一般的に仕事ができる人ほど周りの人に対して厳しい。そして自分にしかできない仕事を多く抱えている人ほど、職場で強い立場になっているように思う。
言い方を変えれば、まるで立場を強固にするためのようだ。


今の職場に入ったころ、その人からよく聞いたことは、どれほど自分が苦労して、今の知識を得たのかということだった。
「だからあなたには簡単に教えたくない。」
気持ちは分からないでもないが、そんな風に聞こえてならなかったのを思い出す。

最近の、”勉強したい”という気持ちの奥には、この状況を打開したいという気持ちがあったようだ。

今の私には、私に任された仕事もあるので、私もその仕事を誰にも教えないようにすれば、今の職場では必要性が増して安泰ということだ。

あれこれくよくよ考えず、自分が任された仕事があることを喜んで、楽しく仕事をしたいと思う。
「自分の仕事の領域を侵されたくないだのなんだの、ケチケチしてんな」
と、心の中でもう一人の私が笑う。

「いいじゃぁーないのぉー、しあわぁーせならばー♪」
と、若い人なら知らないフレーズがつい思い浮ぶ。

ここのところの見たくもない人の嫌な顔。そして仕事の疲れを忘れるように、大きく深呼吸して口ずさんだ。

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とりあえずの楽しみ


バラ・モーニングミスト
2016.12.07(水) 

いよいよ今日が最終日。どんな一日になるのか、全く予想できないが、出来る限りのことをするだけだ。これでやっとこの異常に忙しい仕事も終わる。

とりあえずの楽しみを考えて、ちょっと頭を休ませよう。
得意の想像力を働かせて妄想する。気分転換にはこれが一番だ。

この忙しさが終わったら…、一番の楽しみは予定している一泊旅行だ。

泊まる宿は高級ではない。だがバスで旅館まで運んでくれるのは、ずぼらな私には大歓迎のサービス。送迎バスにさえ乗れば、必ず旅館の玄関に到着する安心感はたまらない。

普段、車に乗ることがほとんどないこともあり、バス旅も嫌いではない。
バスの中から普段とは違う景色を眺め、時には好きな飲み物やお菓子を食べ、そして連れ合いと小さな声で話をする。このひそひそ感も好きだ。

トイレ休憩では、思い切り伸びをして、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込む。
道の駅の賑やかさも楽しいものだ。
ちょっと美味しそうな土地の食べ物を購入して、バスに持ち帰って食べたりすれば、十分バスを堪能できる。

お腹もそこそこ膨れれば、眠くなるのが常。うとうとしながら、時々景色も楽しみながら、時間は静かに過ぎていく。
そうこうしているうちに、ついに旅館に到着だ。

さて、まずはお部屋へ。そして窓からの景色。お布団もきっともう準備してあるだろう。
所定の場所に荷物を整理し、浴衣に着替えてまずはお風呂だ。

ここまで想像して、思わず叫んだ。

「温泉でのんびりするぞー!」

「絶対、2回はお風呂に入るぞ!」

「お酒もいっぱい呑むぞ!」


人が見たら不気味だろうが、思わず顔がにやけてしまう。
目の前に人参をぶら下げられてへらへら笑いながら走っている馬が、ふと頭に思い浮かんだ。だが元気なうちに笑顔でいっぱい働いて、楽しみをいっぱい作って、夫と楽しもうと思う。

さて、本日はたぶん徹夜に近いかもしれない。
若い頃なら化粧が剥げてきても気にならなかっただろうが、周りの人たちにも迷惑なこの年。倒れないうちに、先に失礼する予定だ。

何といっても旅行が待っているから。

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資格


バラ・クイィーンエリザベス
2016.12.06(火)

この歳になって、初めて勉強したいという気持ちが出てきた。

今の仕事は、資格がなくても出来るといえばできる。だが、もっと詳しく知りたいという欲求が、日ごとに増している。

資格を取ったからといって、今の職場での給料アップは期待できないだろう。ましてや費用を出してもらうなどとなると、足かせになってしまう。とりあえず今の職場では、できることを適当にやっておけば、特に困ることもないのが現状だ。

そう思うと、あえて資格を取ったからといって、活かせるかどうかも実は謎なのだ。

だが、勉強したいというこんな気持ちは、もう起こらないかもしれないし、もしかすると最後のチャンスかもしれない。

しかし、せっかく貯めたへそくりを吐き出して、自分で費用を捻出し、家事と仕事をしながら勉強するとなると、厳しい毎日になることが想像できて、なかなか踏み出す勇気がない。

それに今の自分の年齢を考えれば、もう余り時間が無いのだから、自分が本当にやりたいことに時間を費やすようにしないと後悔するようにも思う。

もう一度、自分が何をしたいのか、自分と向き合ってみようと思う。

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充電タイム


バラ・ネージュパルファン
2016.12.05(月)

最近、あまりに仕事が忙しく、気力はあるのだが、多分、体がついていっていない気がする。

この忙しさが終わったら、おもいっきり寝たい!
死んだらだめだけど、死んでるみたいに何も考えないで眠りたい。

私の場合、普段から電池切れみたいになって、寝ないとダメなのが分かる。
まるで眠ることで充電しているようだ。

それにしても、どうして私が働いている職場は、こんなに忙しい状態になるのだろう。
普通に仕事がしたいのにと思う。

今の職場も、入って2カ月位の時に、突然、引き継ぎも無しに同僚が退職。
やっと何とかその人の仕事がこなせるようになって、いい感じになってきたところに、緊急事態発生。

貧乏性だから、暇を持て余すよりはいいのだが、ちょうどいいくらいの、充実感で仕事がしたいものだ。

ある程度の忙しさは、充実感を生み出すが、過度な忙しさは心身を疲れ果てさせる。
体を壊さないように、自分の体調や神経の疲れを自覚し、無理をしないことを習得しなくてはいけないようだ。

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Fitbit


バラ・緑光
2016.12.04(日) 
iPhoneのアプリで”あすけん”を使うようになって、一日の栄養バランスやカロリーを気にするようになったことは以前書いたが、もう一つよく利用しているアプリがある。

それが”Fitbit”だ。といっても、何歩歩いたかということと、一日にどれくらいお水を飲んだかということにしか使っていない。

歩数から消費カロリーと何キロくらい歩いたかも分かって面白い。何キロ歩いかを知るだけなら、ポケモンGOでも良いのだが、先に書いた”あすけん”とも連携しているので、入力の手間が省けて便利なのだ。

仕事に行く日は、だいたい4,000歩以上は歩いているようだ。4,000歩以上歩くと、アプリの画面に、花吹雪みたいなものがはじけて、それを見るのが嬉しい。

歩数が少ないと見ることができないので、こんなちょっとしたことでも、それを見たさに頑張って歩こうという気になる。

アプリを作った人の思惑通りの私だ。

自宅から一番近いバス停をいつも利用しているが、帰りは2つ手前のバス停で降てり、歩数を稼ぐのも最近の日課だ。2つも手前と言えばすごい距離を歩いているようだが、実は道が回り込んでいるだけで、たいして距離は違わない。ほんの少し遠いくらいの距離なのだ。それでも、そんな気持ちになること自体、私にとってはすごい進歩だ。

じわりじわりと体重も減ってきていることが、何より嬉しい。
これからの季節、毎日コツコツ貯金した「マイナス体重」を、年末年始で一気に使わないように、くれぐれも気をつけねばと思う。

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自分の居場所


バラ・サティーナ
2016.12.03(土)

1日が終わってベッドの中に入り、思い切り伸びをする。今の季節なら、ふわふわした柔らかな素材の毛布が、私を迎えてくれる。体の力が抜けていくのを感じながら、眠るための「巣作り」をして、ゆっくりと眠りに落ちてゆく。

なんとも心地よい、至福のひと時だ。

軽く手を伸ばせば、連れ合いの体に触れる。傍らで眠る人がいることは心強いものだ。同じ部屋の中。同じ家の中に、気を遣わない人が居てくれるだけでも、安心感はあるものだが、こうして一つ布団の中で、温もりを感じながら眠れることは、まるで巣穴で眠る動物たちのような、本能的な安らぎを感じる。もうどんな怖い夢も無敵と思いながら、今夜も眠りにつけるのは、連れ合いがいてくれるお蔭だ。

世界中探しても、これほど安心できる場所は他には無い。

そう思えるのは、ここが自分の居場所だと思えることだ。そんな自分の居場所があることは、人が生きていくうえで一番大切なことのようにも思う。

こんな些細な出来事が奇跡的に積み重ねられて、何気なく過ごす日常が出来上がっていく。私は幸せ者だなと思う。

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台所

 
バラ・アウグスタ ルイーゼ
2016.12.02(金)

家の息子たちの話の時にも書いたが、息子たちに限らず、今どきの男子になればなるほど、食事を作ってもらって当たり前とは思わなくなっているようだ。

これは若い男の子たちだけではなく、年配の男性でも意外に料理好きだったりして、今や”男子厨房に入らず”という言葉は聞かなくなった気がする。

世間はどんどん女性とか男性とかに関係なく、出来る方が作るという方向に進んでいるのだろうか。これからの世の中は、そうやって協力し合って生活するのが、普通になるのかもしれない。

だが実は私自身が昔といえば昔風なのだ。

台所はやっぱり女の城のような気がする。そのように育ったから、今でもそう思ってしまうのかもしれない。疲れていたり忙しかったり、具合の悪い時には本気で、
「何か作ってくれたら助かるのにな…」
と、思ったことも何度かある。

だが、自分が台所に立てるうちは、やっぱり自分がお料理したい。そんな気持ちがあるのも確かだ。

「何が食べたい?」
なんて聞いてはいても、実際に作っている物は、自分が一番食べたいものだったりするから、考えてみれば、”食事を作る”ということの決定権があることは、私にとっては非常に便利だ。

ましてや、作った料理を
「美味しい。美味しい」
といって、食べてもらえることの満足感はたまらない。

だがもう一方で、毎日お料理することに多少飽きてきたという感じも、心のどこかに芽生えてきている。こんな気持ちがあることに、実は最近ふと気が付いた。

面白いものだなと思う。
自分の体力や気力が少しずつ衰え、いろんなことに力が抜けてきている自分を感じる。もしかしたら、台所の主導権を譲るようなことも想像できる年齢になったのかもしれない。

息子たちのお嫁さんと一緒にお料理する日が来るのだろうか。
それとも、夫にお料理を作ってもらうような日が来るのだろうか。
はたまた、包丁を握るのも辛いとか言いながらも、それでもお料理する自分がいるのだろうか。

どういう状況でも、食べることは楽しみに違いないし、いつまでもそうでありたいものだ。
この先どんな人生を送るのか、まだまだ楽しみでならない。

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12月突入


バラ・アスピリン ローズ
2016.12.01 (木)

今日から12月ですね。カレンダーもついに最後の一枚となってしまいました。


一年があっというまに過ぎていきます。年を重ねるごとに、加速しているような気がするのは私だけでしょうか。


クリスマスまで、まだまだ日はありますが、街はイルミネーションに彩られ、美しく輝いています。
我が家のクリスマスツリーは、飾らなくなって、何年経ったか…σ(^_^;)


子ども達が小さい頃は、ツリーの飾り付けはもちろん、プレゼントの準備や、料理にケーキ、そんな全てのことが大変だったけれど、とても楽しかったです。


ついこの間の事のようでもあり、遠い昔の出来事のようにも感じられます。


今年も、クリスマスは皆それぞれに過ごしますが、それもまた良しと思っています。


幼い子らとケーキを食べたあの時と同じように、いつか今年のクリスマスも、「あの頃は…」と、思い出に変わるのでしょう。だからこそ、今しか味わえない「今」を楽しみたいと思います。


なるべく、大らかな気持ちで生きたいと思っています。これは、いろんな意味で大らかだった義母が教えてくれた事です。北海道気質というのでしょうか。生まれ持った気質と京都育ちという環境の私には、大好きだった義母のようにはとてもなれないとも思いますが、ほんの少しでも真似てみたいなと思います。


そんなことをポツリと考えながら、年末に向けてダッシュします!

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電動歯ブラシ


バラ・ベル ロマンティカ

2016.11.30(水)
今、マイブームなのがこれ。”電動歯ブラシ”だ。

仕事がら、歯についてはいつも気になってしまう。
初対面でも、テレビを見ていても、人の顔を見て一番最初に目が行くのは”歯”だ。

綺麗な歯の人を見ると、とても気持ちいい。逆だと、言葉は悪いがちょっと引いてしまう。有名な俳優さんたちも、造り物と分かるような隙間や、不自然さ、そして大きな口を開けてセリフを言っているときの奥歯の詰め物の色が、それと分かる場合など、ちょっとがっかりしたりもする。

せっかく長年働いている職場なので、自分の歯にも関心が高い方だと思う。

だからといって、お手入れが完璧かといえば、そこはめんどくさがりの性格が災いして、それほどちゃんとやっているわけではない。
が、この年齢になってくると、様々な器官に衰えが出てきて、しかもそれを自覚することになる。今まで手で歯ブラシをしていただけだと、磨き残しが出ているのが分かるのと、もう少しちゃんとお手入れしておかないと、これから先、使えなくなっては面倒だという思いで、やっと購入できた。

衛生士さんのように、専門的に勉強したわけでもないが、長年いろいろな患者様の口腔内を見たり、それに費やす時間とお金を身近に見ていると、どれだけ天然の歯が良い物かが分かる。

もちろん昔に比べれば、品質的にも様々な人工的な良い物があることは知っているが、どんなにいい物でも、やっぱり自分の歯にかなうものなど無い気がする。

歯並びやかみ合わせのために、人工的な物に変えなくてはならない場合以外、なるべく虫歯で神経を取るようなことにならないようにするのが、一番大切なことだと思ってきた。

ということで…電動歯ブラシ。

使い出して2~3週間になるが、使い心地はかなり良い。とても磨きにくかった場所も、綺麗に磨けてご機嫌だ。しかも、ホワイトニング効果も得られる機能もついていて、何となく、自然な白さになってきている気がする。

まだ、2本しか神経を取っていないというのは、この年齢では合格だろう。神様からいただいた天然の歯を、これからも大切に、できれば死ぬまで使いたい。

今夜もツルツル感に満足し、フロスもして完璧な気分で眠りにつくだろう。

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ミカン


バラ・ホーム アンド ガーデン
2016.11.29(火)


昨日、同僚から1個ミカンをいただいた。

彼女の両親の実家が岐阜で、田舎のおばあちゃんが送ってくれたというミカンだった。ついこの間は、美味しい柿をタッパに詰めて、みんなにご馳走してくれたばかりだ。

少し分厚い皮の、ちょっとごつごつしたそのミカンは、見かけよりもずっとずっと美味しかった。酸味が効いていて、自然の香りのする懐かしい味だった。何というか、昭和の昔の香りそのままのミカンの味に、同世代の同僚たちからも同じ意見が飛び交った。

私は町中で生まれ、町中で育った。田舎というものが無い。

「裏山」とか、「目の前の海」とかいう言葉に憧れがある。何より、「家の庭先にある木から実をもいで食べる」などということは、憧れ中の憧れだ。

もちろん町中には、気楽さや便利さが満ち溢れている。けれど今の世の中、自然がいっぱいの場所でも、ネットがあり便利さは昔よりずっと身近なものだ。
そう思うと、田舎暮らしに憧れて移住する人の気持ちも分からなくもない。

だが私には、そんな便利さも兼ね備えている現代の田舎であっても、とうていその未知なる世界に飛び込む勇気は無い。

あくまでも「いいなぁー」と、呟くばかりだ。
それはやはり、町中で生まれ、町中で育ったということが影響しているのだろう。旅行でいくら自然いっぱいの場所を訪れても、そこで生活した経験が無いから、恐れる気持ちの方が勝ってしまう。

何かのご縁で、飛び込まなくてはならなくなれば、それはそれで、「住めば都」になると分かっているが、今世はそんなご縁はあるのかどうか…。

ミカンだけでなく、すべての食べ物を自力で作ったり捕まえたりしたことなく生活している私だ。庭を持たない暮らしの中で、ミカンを見つめながら思った。

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