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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

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仕事


バラ・エドガー ドガ
2016.11.28(月) 
最近、勤務先の仕事が忙しくてとても大変な感じになっている。

私自身はパート勤務だが、時間を問わずに仕事を頑張る社員&パートの人がいる。この人たちの頑張りが尋常じゃない。朝から出勤して日付が変わることも珍しくないような働きぶりだ。私だけ先に帰宅することへの精神的な圧迫が疲れを増している気がする。

しかも、仕事の見通しや達成感が全くない。

やれどもやれども…という感じ。

今しているのは、緊急事態発生ということでの、カルテの見直しと様々な添付資料をそろえる作業だが、本来のレセプトの入力も迫ってきていて、どんどん切羽詰まった感じが増している。

責任者では無いので、気にすることはないと分かっているのだが、女の世界はいろいろ気を遣う。

子どもたちが小さく、毎日、家事育児に追われていた頃は、働かないでいることに、何となく世間から切り離されているような疎外感を感じたこともあった。
仕事をしていないと、仕事をしたいなと思うのだが、いざ、仕事をし続けて、疲れがたまってくると、、
「仕事、したくないなぁー。」
なんて気分になってくる。

全く贅沢な悩みだ。

仕事がある有り難さと、仕事をする楽しさ、そして仕事をするしんどさは、いつも自分の中にある。そして銀行に行ってお給料が振り込まれているのを見ると、
「今月も頑張ったな…私。」
と、少額でも満足感を得ることができるものだ。

そんなのんきな気持ちで働くだけで生活できていること自体、ものすごく有り難いことだなと思う。

とりあえず、体と神経を病まないように、気楽に仕事をしていこうと思う。そうでないと、元も子もない。

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ペット


バラ・アプリコット ドリフト
2016.11.27(日)
最近、10年一緒に暮らしていた白文鳥2羽が、2か月くらいの間に続けて死んでしまって、今は何も生き物がいない我が家です。まだ亡くなって日が浅いので、寂しさもひとしおですが、時々、夫と過去に飼っていたペットの話をします。

私が好きな話は、夫の飼っていたウサギの話。

「ケージから出すと、テレビやパソコンの裏側の、手も届かないような所へ入って、がりがりコードをかじる。」
というものです。

耳が長いウサギが、ピョンピョンはねて、家具の裏側で悪さをする様子を聞くたびに、おかしくて大笑いしてしまいます。

ウサギに翻弄されて、右往左往している人たちの姿を想像するだけで、おかしくてたまりません。夫は、
「ウサギは何も考えていない。」
と言いますが、悪戯しているウサギの気持ちを想像すると、さらに可笑しくて笑いがこみ上げてしまいます。

私がウサギを買った経験が無いこともありますが、何を考えているのかなと思うような行動を聞くと、とても楽しい気分になります。

そして私も負けじと、幼いころに飼っていた猫の話をします。

まだ幼稚園くらいのころの事ですが、死にかけた子猫を拾って育てた経験があります。毎日、家に帰るのが楽しみで、玄関先で、
「ただいまー!」
と、いうと、階段を一段づつ降りてきて迎えてくれました。

降りてこないときは、必ず、2階の部屋の洋服ダンスの上に登って、降りられなくなっていました。仕方ないから、椅子に乗って降ろしてあげようとするのですが、怖がっているのか、降りるのが嫌なのか…文字通り、「暴れる猫を引きずり降ろす」体で、大騒ぎでした。この一番最初に飼った猫は、自分の生まれ育った家やその頃の生活までも思いださせてくれます。
今まで、様々なペットを飼ってきましたが、それら全てが、この最初の猫と同じように、その時の私の生活そのもを、鮮明に思い出させてくれます。

みんな先に天国に逝ってしまいましたが、沢山の思い出を胸の中に残してくれました。それは思い出という映像だけでなく、柔らかい毛並みや生き物の温かみ、小ささゆえの重みまで、感触としてこの手に残してくれました。

一緒に生きたということは、こういうことなんだろうなと、ふと思った夜でした。

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フラダンス


<バラ・金蓮歩>

2016.11.26(土)

今、一番やりたいことは、フラを習うことです。
といっても、本場で見たことはもちろん、ハワイアンズで見たわけでもありません。テレビ以外で実際に踊っている人を見たのは、後にも先にも一度だけ。それは次男の高校の発表会の時のことでした。

もう何年も前のことなので、内容はよく覚えていないのですが、何かしら…ミュージカル的なものでした。その中で我が息子は60年代のアメリカの音楽に合わせたダンスを踊り、


「踊れるんだぁー。」


と、ちょっとびっくりしたのですが、どんなストーリだったのか…なぜか、フラダンスを踊る場面がありました。5人くらいで踊る中で、とりわけ一人の女の子の踊りが素晴らしく、後で息子に聞くと、長年その子はフラを習っているとのこと。なるほど、それでその子は特に本格的に見えたんだなと分かりました。

その時の彼女の足の使い方。そして指先や目線、優しい笑顔が印象的で、今でも目を瞑るとその子の踊る姿が見えるようです。その時のことを思い出すと、
「あんな風には無理でも、やってみたいなぁ。」
と、しみじみ思うのです。

実は、去年の暮から腰痛に苦しみ、なんとかストレッチや呼吸法を続け、やっと最近ではウォーキングもしてみようという気になれるまでに回復した経過があります。

ほんの少し動いても痛みが激しく、毎日憂鬱で辛かった時期を思うと、こうして「フラが習いたい。」などと思えることが嬉しく、しあわせな気持ちでいっぱいになります。

もう少し基礎体力をアップして、そして、フラにご縁があれば、ぜひ習ってみたいなと思う毎日です。

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カロリー

 
2016.11.25(金)

最近一番はまっているのは、カロリーを調べることです。

iPhoneのアプリで”あすけん”というのを使っているのですが、今までなかなか入力が続きませんでした。もちろん、私自身の性格が、飽きっぽいということもありますが、いまいちカロリーに対しての興味がわかなかったからだと思います。

もうずいぶん前のことになりますが、唯一歯科関係以外のお仕事に就いていた時期がありました。建築関係の会社の事務のお仕事で、営業さんの資料作りのお手伝いなどもしていました。その時の営業の男性社員の方から、
「どんなものを買うときも、必ずカロリー表示を見てから買っている。」
と聞きました。その時は、
「へぇー。なんかすごいな…。」
くらいにしか思わなかったのですが、今はスーパーに行っても、コンビニに入っても、まったくあの時とは違います。今なら、営業さんがカロリーを見るのが面白いと話していた気持ちが、よく分かります。

大好きな菓子パン類。甘い飲み物類。手に取って裏返せば…「あぁ恐ろしや。」
「こんなちっちゃな物が、こんなカロリーなの?」
と、びっくり仰天で、思わず棚に戻してしまいます。

あすけんのお蔭で、一日の摂取カロリーも分かっているので、それをうまく分配して、しかも、なるべく偏らないように栄養バランスも考えながらの毎日になりました。

今日も興味津々で、商品の裏を見る私がいます。

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お散歩


2016.11.24(木)

今日は関東はまさかの雪。予報で聞いていたものの、一面の雪化粧にびっくりしました。
実は昨日の午後から、落ち葉でいっぱいの道を、夫とお散歩してきたばかりだったからです。
普段はなかなかゆっくり時間が取れないので、一緒に歩いてお買い物になど行けませんが、良い季節なので、景色を楽しみながら近所のスーパーまで歩いてみました。

春には桜の花のトンネルになる、桜並木はもうすっかり葉を落とし、メタセコイヤやイチョウ、ケヤキなどが綺麗に色づいて、まだまだ秋の景色を楽しませてくれます。

日本は四季があって本当に素敵だなと思います。

メタセコイヤは和名を曙杉(アケボノスギ)と言いますが、人類が誕生する前から生きているという意味が込められているそうです。まさに生きた化石なのですね。
空に届きそうな円錐型の美しい姿は、季節を問わず圧倒されます。

メタセコイヤの立派な木を見ていると、思い出されるのが北大のポプラ並木です。
台風で被害を受けてからどうなっているのか分かりませんが、私たち夫婦が訪れた時の、生命力溢れるポプラの巨木は目に焼き付いて忘れられません。

メタセコイヤは男性的で、ポプラは女性的に感じます。柔らかなフォルムと力強さはとても美しく、美瑛町のケン&メリーの有名な木もポプラです。

春は桜、夏は藤、秋は紅葉、そして冬は椿などとも言いますが、花が散った後の葉桜もまた美しいものです。雨の日にはまるで桜餅を思わせるような良い香りがする桜並木は、雨が降っていても楽しい気分になります。秋には桜紅葉となって、本当に私たちを楽しませてくれる木だと思います。

やはり桜は、日本人にとっては特別な木のように感じます。
今日のように、水墨画のような雪景色も大変美しいものですが、昨日は、そんな様々なことを思いながら、紅葉を楽しんだひと時でした。

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ウォーキング


2016.11.23(水)

朝の冷たい空気の中を、わっさわっさと歩く。寒いのが嫌いな人には辛い季節だろうが、夏の最高気温が体温より高いのにも驚かなくなった昨今、暑いのが大の苦手の私には天国のような季節到来だ。

銀杏並木の中を進むと、黄金色に輝く道が私を迎える。誰にも出会わないのが、独り占め感を強めて嬉しい。空に響く鳥の声も、鳥好きにはたまらない。

耳からは今流行りのラッドの曲が心地よい。リズムに乗って軽く息が弾むくらいの速度を心がけ、小道を歩いていく。すると先の方に何やら地面にへばりついている。白と黒の模様の猫だ。見るからに何か獲物を狙っている姿勢だ。

「猫どうしの戦いか?」
と、そっと速度を落としながら近づいてみる。

何と相手はハクセキレイ。どこにでも見かける、あの長めの尻尾を上下に揺らして歩く、こちらも白と黒の模様の小鳥だ。じっと構える猫に対して、ハクセキレイはまるでちょっかいを出すかのように、うまく猫と距離を取りながら、ひらひらと舞うように飛んでいる。

その時、殆ど同時に私の存在に気づき、ハクセキレイは空へ、猫は木の陰へと一瞬で姿を消した。

朝の短いウォーキングの時間の、楽しい出来事だった。

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散髪


2016.11.22(火)

先日の日曜は、恒例夫の散髪をしました。退職してからはお髭も伸ばして、仙人みたいになってきていますが、散髪するのは嫌いじゃないから、嬉々としてやっています。

実はわたくし…犬のカットで食べていこうと思った時期もありまして、今のカット技術も実は犬用。夫様の御髪も犬にしか見えません。(爆)

雑でも何でも、
「それでいいよ。」
と、言ってくれる夫なので出来ることです。

むしろ溺愛型犬の飼い主さんがいない分、犬よりカットしやすい気分です。(笑)

理髪店でやってもらえば、もっと綺麗になるのにと思うのですが、それよりも自宅でチャチャっとやってもらえる方がいいらしいです。

犬の美容師、トリマーの学校に行っていたとき、とても面白いことがありました。それは、カットの練習の日の事です。
飼い主さんのご協力で、マルチーズの日、プードルの日、テリアの日など、犬種ごとに曜日が決まっていて、マルチーズの日なら朝からマルチーズがぞくぞく集まってきます。
といっても、少し雑種的なマルもいたりして、大きさも規定より少し大きかったり、これもマルですか?と思うようなワンちゃんもいたりでした。けれど、一応毛の質などはマルなので、教室一面、マルチーズが勢ぞろいです。

私たち生徒の練習台になってくれるワンちゃんたちですが、カットが終わるころに飼い主さんが再び迎えにこられます。その飼い主さんと、ワンちゃんの顔がとてもよく似ているのです。顔だけでなく全体の雰囲気も、とてもよく似ていて、面白いほどに、どのワンちゃんとどの飼い主さんがペアになるのか、すぐに分かりました。

こんな風に顔まで似ちゃうんだなと、びっくりしたことを鮮明に思い出します。

長年一緒に暮らしていると、夫と私も似ちゃうのかなと、そんなことを思いながら、散髪した日曜の午後でした。

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郷土への思い入れ

 

 2016.11.21(月)

先週の水曜日に、前職場の同僚とランチをしました。

サイゼは安くて美味しいですねー。
ドリンクもつけて、仕事中の休み時間の2時間弱を、たっぷりおしゃべりに使いました。

皆、私と同じ年代なので、子どもといっても結婚していてもう孫がいる人もいるし、やっと就職が決まって一安心の人。うちのように、彼女はいるけどいつ結婚するのやらといった状態もあったりです。

夫との関係も様々。

一人は離婚してるけど、元夫は月2でお泊り無しで自宅に子らに会いに来る。
もう一人は、長年連れ添って、つかづ離れず。
うちは再婚夫婦だから、まだそれなりにラブラブですが…。(笑)

だけど共通してるなと思うのは、穏やかということ。
いろいろあって、いろいろぶつかって、いろいろ人生過ごしてきたからこそある、束の間の穏やかな時間が訪れている気がしました。

同僚の一人が、自分の出身地である新潟から種を取り寄せて、自宅で栽培している食用菊の花弁を持ってきてくれました。
自宅に戻ってから早速、教えてもらった通りに調理して食べると、それが想像以上に美味しくて驚きでした。

ところ変われば品変わるじゃないけれど…。
「やっぱり生まれ育った場所で食べてきたものには思い入れがあるなぁ。」
と、食用菊の三杯酢かけを食べながら、嬉しそうに、誇らしそうに説明する彼女の笑顔を思い出していました。

生まれも育ちもバラバラなのに、こうして同じ時間を過ごすご縁って、本当に不思議です。私も、京都独特の、白味噌のお雑煮や棒鱈の話をするときは、きっと彼女と同じような笑顔になっているんだろうなと思いました。

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子の成長


2016.11.20(日)

私には二人の息子がいます。

長男は彼女と一緒に暮らしていて、結婚も間近ですが、次男はまだ自宅から仕事に通っていて、その次男も仕事の都合などで時々彼女の家に泊めてもらったりの生活です。

草食男子・肉食女子などと聞くと、うちの息子は大丈夫かと心配しましたが、とりあえず好きな女性が出来て、私たちにも紹介してくれて、それぞれの彼女を連れて家に集ってくれるような生活があることに、とても感謝しています。


長男は自宅に居る頃から、クッキーを焼いたり、お好み焼きを作ってくれたりと、結構マメなので、そこそこ料理も手伝っていると想像していました。実際、彼女と協力して、掃除・洗濯・料理とどれも分業しているようです。

ところが次男は、家で包丁を持ったところを見たこともない。自分の部屋は自分で掃除することになっているし、私たちが旅行中の時は自分で洗濯もするけれど、お料理だけはとてもできるとは思わなかったのに、何と彼女のところではお料理しているとのこと。次男と彼女も、仕事が終わって早く家に帰った方が、先に夕食作りを始めるのだそうです。


「えぇー?!いつからそんなことが出来るようになったの?」
と、思わず。兄だけでなく、弟もちゃんと育っていたのを知ったのでした。

実際次男には、リンゴの皮の剥き方くらいしか教えた記憶は無く、日本の義務教育(家庭科)のお蔭かと思いました。


次男いわく、「クックパッドもあるし。」とのこと。
「なるほど…。」

いつも食い気に負けて写メるのを忘れると言いながら、見せてくれた一枚は”グラタンと野菜サンド”。とろけたチーズも香ばしそうな色づきでめちゃ美味しそう。
「やるやん…。」
なんとホワイトソースから作ったらしく、彼女もびっくりしたらしい手順を聞いて、私も同じくびっくり。
「私よりちゃんとやってるやん…。」
恐れ入りました。(爆)

子は知らぬ間に大人になってしまうものですね。
ありがたや…ありがたや。

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読書と涙


2016.11.19(土)
昨夜は本を読みながら泣いてしまいました。

どうしようもなく涙が流れて、それは久しぶりに流す涙でした。横で夫が眠っているので、泣いていたら心配するだろうし、理由を知られたら恥ずかしいし。そんな思いがあって、思いっきり泣くことができなくて、こらえるのが大変でした。(笑)

今読んでいる作品は吉本ばななさんの「キッチン」です。有名な作品だけど、まだ読んでいなかったので、2か月くらい前に電子書籍で購入してありました。
私の中で時々読書ブームがあって、その時に読みたい本をいろいろ選んで購入しておきます。購入した勢いのまま読み終える本もあれば、iPhoneの中に入ったままの物もあります。

また読みたくなったら読めばいいやと放っておきましたが、ちょうど今、また本が読みたいという頃合いになってきたようです。
不思議なことだけど、本からはいつも何かその時の自分に必要なメッセージがもえるように思います。だから、無理やり読まなくても、その本との出会いの時期がちゃんとあるように思うのです。

そしてそういう時の読書は、時間も空間も無くなって、本の中に入ってしまえるような心持ちでとても楽しいものです。


この年になると、涙腺が緩くなるのか、テレビを見ていても映画を観ていても、すぐに感動して涙が溢れそうになります。でも大人になれば、自分が本当に辛いときに泣けるかといえば、辛いことが大きいほど、逆に笑うしかない気分になる気がします。


笑って何とかしのいで、傷ついた心を見ないようにして、とりあえず明日を生きる。自分でその傷と向き合うことさえなかなかできないで、時間に癒してもらうしかないようなことも、人生には起きるものです。泣けない大人はいっぱいて、そんな毎日をみんな送っているように思います。辛い気持ちを癒す涙を我慢していると、涙が溜まるだけじゃなく、心の中にも黒い汚れみたいなものが溜まってしまうような気がします。

昨夜のように作品を読んで涙を流すと、心が軽くなるだけでなく、面白いことに眼自体もスッキリしてとても気持ち良いです。
私の場合ですが、時々、こうして涙を流して、心と眼を綺麗にするのが、一番良いようです。

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