サトザクラ吉祥寺
2017.04.23(日)
旅行から帰った次の日から仕事、というよりは、一日休みがあると有り難い。
夫と一緒になて、頻繁に旅行をするようになる前なら、一泊旅行でも気合が入ってしまうような私だが、これだけしょっちゅう旅行に行っていると、一泊くらいならちょっとお出かけといった気分になるようになった。
旅慣れるという言葉が、私に使えるかどうかはよく分からなが、夫が居なければ、気楽に安心して出かけるということは無いと思う。
だがこんな私でも、少しは旅慣れたと感じることがある。それは、旅先での大浴場での気分だ。
若い頃は裸になることが、それなりに恥ずかしい気持ちもあったし、それ以上に知らない場所で知らない人と過ごすということに、物凄く緊張してしまう性格なのだ。
大浴場で、お連れの友達も無く、たった一人でグループらしき人達の中に入っていくことは、それだけでも身構えてしまい、浴場に人数が多ければ多い程、ゆったりした気分になれない。お風呂に入ってリラックスするというのには程遠い気分だった。
だが年齢を重ね、体型も見苦しくなると、性格まで太ってしまったようで、一人前にリラックスして入浴できるようになった。簡単に言うと、開き直って、堂々と出来るようになったという感じだ。
これでも少しだけ成長したのかもしれない。
体の巨大化はできればもう止めたいが、神経はここらで太く生きていきたいと思っている。
(2017.04.27 記)