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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№159 湯西川温泉2


マツマエハヤザキ
2017.04.22(土)
 
2017.04.22(土) №159 湯西川温泉2

一夜明けた湯西川温泉は、春だというのにかなり冷え込んでいた。ホテルの軒先には、大きな雪の塊がまだ残っており、もうすっかり桜の季節も終えたようなところから来た私たちには、驚くような光景だった。

朝食会場は賑やかを通り越して騒々しく、ゆっくり食後のコーヒーを飲むような雰囲気ではなかったので、早々に部屋へ引き上げ、予定通り平家の里へ出かけることにした。

平家の里はホテルから徒歩20分くらいのところにある。

高低差がどれほどあるのかは歩いてみないと分からないので、疲れたら帰りはバスにすることにして、行きはのんびり歩くことにした。

滅多に車も通らないようなところだから、歩いていても気持ちが良い。渓流沿いに歩きながら見上げると、遠くの山の頂にも、まだ雪が残っているのが分かる。
平家の里は、茅葺の屋根の古民家が移築されており、中は民俗資料館のように、様々な生活用品が展示されていた。全国に広がる平家伝説は有名だが、ここ湯西川は下関の赤間神宮の分祠も祀られており、平家大祭の時には赤間神宮から宮司さんや巫女さんも来られるという。

下関にある赤間神宮を訪ねた時のことを懐かしく思い出しながら、ベンチで休憩していると、とても綺麗な声で囀る鳥をみつけ、カメラに収めることができた。

1時間に1本しかないバスに、うまく時間を合わせて乗ることができた。ゆるゆると歩いてきた道は、バスに乗ればあっという間にホテルへ到着だ。ホテルからの無料送迎バスの出発時間まで、まだ少し余裕がある。ロビーは同じように無料バスを待つ人でごったがえしていた。私たちは人混みを避け、ホテルの足湯でしばし疲れを癒しながら時間をつぶした。

曲がりくねった山道は乗り物に弱い私には少し辛い。行きは気持ち悪くなってしまったので、しっかり酔い止めの薬を服用した。
コバルトブルーの美しい堰止湖が車窓で楽しめるが、私はその景色すら夢うつつで、そのまますっかり眠りながらの帰路となったのだった。
    (2017.04.25 記)

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