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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№133 支え


ヨウシュヤマゴボウ
2017.03.27(月) 

今日は関東山間部では雪の予報が出るほどの大荒れの天気の中、こちらも違った意味で大荒れの職場に出勤した私だった。

「何故そんなことできるのか?」

私には理解できないことが、あまりに多くて、疲れ果てるような毎日だ。だが、私自身、結局理解しようと思っているふりをして、相手を批判しているだけなのかも知れない。

「なんてひどい人だ」
と思いながら、心のどこかで、
「いや、だけどそんな酷い人間ではない。」
などと、思ってしまう自分がいたりする。

何度も嫌な思いをしているのに、それなのに優しくしてあげたくなるのは、一体どういうわけなのだろうと、自分自身が分からなくなる。

だけど、こんな私でも今、生きていられるのは、今の夫が居てくれるお蔭だ。

こんな風に書くと、ただののろけのように思われるかもしれない。だが本当はもっと深刻な問題なのだ。たぶん、私は夫がいてくれなかったら、自分一人では気分転換もできずに、ずっと悩み続けたり、苦しみ続けたりするタイプの人間だと思う。

全面的に私の弱い心を知っていて、黙って支えてくれている夫がいることが、私にとっての唯一の救いなのだ。

もちろん、夫にも短所もあるだろうし、私が甘えてばかりいて、重荷になるようではだめだとも思っている。こう思えることも、また、私には生きていくうえでプラスに働いている。
時には「しっかりしなくては」とか、「嫌われないように少しは良くなろう」とか、そんな程度だが、そう思えるような相手がいることは、自分で自分を励ますよりも、もっと力が出ることだと思う。

嫌なことがあっても、忘れられる場所があることは、本当の幸せかもしれない。

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