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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№107 お朔日(ついたち)


シラン
2017.03.01(水) 

あっという間に3月に入った。
今日はお朔日。

子どものころから、”お朔日”を意識して過ごすような家庭で育ったので、今でも何となく気になってしまう。
月の初めの一日を、出来るだけ心穏やかに過ごすようにと、今日を過ごしていた。

そもそも”お朔日”というのは京都の商家の習わしのようだが、私が特にそのような家庭で育ったわけではない。
だが、祖母や母から、その名残のように、”お朔日”を大切に迎える気持だけを受け継いだように思う。

無事にお朔日が迎えられた感謝と、今月も一か月間、皆が無事に過ごせますようにという願いを持って一日を終えられるように意識して過ごすのだ。

何だかその月を占うようだが、お朔日に起こったことは、その月によく起こるという風にも教えられてきたので、特にお金を使うのはお朔日は避けるようにしてきた。お朔日からお金を使うようだと、その月は出費がかさむ月になると、親にたしなめられてきたからだ。

お金の事と同じように、その日一日を気持ちよく過ごすことが、今月一か月を気持ちよく過ごせるためであるかのように、特別な気持ちになってしまう。

幼い頃から身に染みついたことというのは、いくつになっても抜けないものだ。

なのに、この記事を書いていて、実はくたびれて寝てしまった。
日記を毎日続けるということを目標にしているのに、なんとなんと、”お朔日”から書けずに寝てしまうとは…。

今月は、この日記を続けるのが、結構きついと感じる月なのかも知れない。

      (2017.03.02 記載)

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