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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№106 電話


シロバナノヘビイチゴ
2017.02.28(火) 

携帯電話が普及する前なんて話しは、もう昔話みたいになった気がする。

無料で何時間でも電話で話しができるなんて、あの頃から考えると夢のようだ。
もちろん、あの頃とは、私の若い頃のことだ。

今との違いを語ろうとすると、どうしても
「私の若い頃は」
的な語りになるのが、ことさら年をとった気分になって嫌だ。

だがこういうより他に言い方が無い。
こんなにも若い頃と今では、何もかもが違ってしまうとは想像できなかった。

携帯電話が無かった時代には、夜中にこっそり家の電話で彼氏と長電話したものだ。
こっそり電話していても、電話代の請求額で親に知られて怒られるというのも、よくある話しだった。

そのうち携帯電話が普及しだした。
それでもまだ、通話料金は高くて、高額の請求が来るのが怖かった。

なのに今は、通話は無料。しかも、相手の顔を見て話せる時代に突入した。
本当にものすごい進歩だ。

私の母が生きていた頃、今の私と同じような語り口調で昔の事を話していたのを思い出す。

今の私なら、母の若い頃の話しも、もっと興味深く聞いたかもしれない。そして私の幼い頃の話しや、母と娘として過ごした時代を振り返って、面白おかしく語り合えたかもしれない。

便利になった手のひらサイズの携帯電話を見つめて、新しもの好きの母を思い出した夜だった。

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