2017.09.12(火)
仕事をしていれば毎日色々嫌な事にぶつかるが、今日は自分がもし男だったら、真っ直ぐ家には帰らないで、どこかで一杯ひっかけて帰りたいような気分になる日だった。
だが悲しいかな、夫は家で私の帰りを待っている。
晩ご飯に洗濯物。帰れば休憩無しで、家事が待ち構えている。
今、職場がゴタゴタしているので余計に疲れるのだが、今日は、夫に愛想良くする余裕も無い程疲れていた。
何事もなかったように、ニコニコする元気も無く、夫に職場の愚痴を言うのもためらわれる。
とにかく1人になりたかった。
キッチンで料理を作ろうとするも、気力が湧かず、空いた長男の部屋でしばらく横になっていた。
考えても答えの出ないイライラ。
そしてそんな精神状態でも、家事をしなくちゃいけない主婦の性。
何もかも放り投げて、どこかへ行ってしまいたい。
そんな気分になっていた。
だが果たして、どこかへ行っても帰りたくなるだろうことは明白だ。
そう思うと、深刻に考えるとドンドン困難な状況に思われるが、果たしてそうなのだろうかとふと考えた。
そんなに大した事では無い。
と思えば、実は大した事ではないような気にもなってくる。
社会人になって働いている息子達も、きっと嫌な事があっても、辛抱しているのだろう。
そう思うと、私も辛抱しようと思える気がした。
物凄く嫌な気分になる日だったが、それでも皆んな生きているじゃないか…と、思った。
問題は、自分の見方次第なのかも知れない。
ケ・セラ・セラでいこう。
生きているって素晴らしい。
なんでも無いさ…これくらいのこと。
笑う元気が復活した私だった。