黒鳥
2017.05.16(水)
突然、引継ぎも無く前任者が辞めてしまって、仕事量が極端に増えてしまった去年の今頃を思うと、1年経ってやっと自分らしく仕事が出来るようになったなと感じる。
毎月、レセプトの入力作業と、レセコンからの領収書出し。そしてそれらを請求書に起こす仕事が主な業務だが、特に感じることは、請求書の作成にかかる日数が格段に少なくなったことだ。
前任者が請求書を作成していたときは、郵送先の一覧表も何も無かった状態だったのだが、自分なりに、毎月の請求書作成状況を入力することで、支払いパターンや支払い状況を把握できるようになり、とても楽になった。
それらのデータの蓄積を見ると、自分の経験値の積み重ねのようでもあり、分からないながら頑張ってきた努力の結果のようにも見える。
去年の暮あたりからは、新患の方の状況も把握できるようにしたので、口腔検査をした後、実際に治療を始めた方の割合なども分かるようになった。
いくつになっても、食べる楽しみは大きいと思うし、長く生きてこられて、最後まで美味しく食べられるようにお口の中を管理させてもらうお仕事にかかわっていることは、自分としては嬉しいことだ。
カルテでしか患者さまには会えない仕事だが、そんな患者さまを支えるご家族に向けて出す請求書だと思いながら、今回も心を込めて封をした。