アカバナミツマタ
2017.01.01(日) (17/01/03 記入)
元旦の朝は毎年のんびりだ。
毎年大晦日の年越しの後、子どもたちとゲームをするが、昨夜の年越しの後は午前4時前まで皆で遊んでいたからだ。年末からの疲れで眠いことは眠い。だが今日が本番。ここは主婦の気合で起きた。
夫は新年早々私の体を気遣って、お祝いをお昼ご飯にすればいいと言ってくれた。そうは言っても、やはり元旦の朝なのだからと準備を始めた。
昨夜のうちにお重の上から2段は完成させたものの、3段目のお煮しめは入れるだけだからと、完成させていなかったので、まずはお重を完成させた。
いつもは使っていないダイニングテーブルに6個の席を準備し、長男のお年賀で届いた日本酒をぬるめの燗にしてお屠蘇にする。今年は初めて子どもたちそれぞれの彼女も参加しての元旦。華やかで嬉しいことだ。
京都では睨み鯛といって、三が日は焼いた鯛を飾るのが常だ。だが実は裏側は上手に身を取って食べたりしていたことを思い出す。今年も元旦だけ皆が揃うので、睨まないで遠慮なく、お鯛さんも食べることにした。
お雑煮はもちろん丸餅の白味噌だ。夫だけは関東風が良いというので、一人だけお醤油味のすまし汁にしてある。生麩も準備してあるので、とても可愛らしい。
夫は大晦日は手巻き寿司で過ごしてきた。私は元旦の夜はステーキで過ごしてきたので、二人ともがお正月恒例のお料理を満足できるように、メニューを決めている。
6人皆揃って新年の挨拶をかわし、それぞれの仕事の事や近況の報告をしあった。
こんな風に毎年家族が揃うことは有り難いことだと、しみじみ思った元旦の朝だった。