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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№98 乗り物好き


サカキ
2017.02.20(月)
 
旅行記を書いていて思ったことだが、飛行機や電車や船に乗るのは、遊園地気分でとても嬉しい。

もちろん大切な移動手段なのだが、私にとってはたんなる移動手段だけではない。むしろ乗り物に乗ることが楽しいし、また楽しまないとすごく勿体ない気分になる。

例えば飛行機。
飛行機はそれほど乗る機会は頻繁に無いから、特に楽しもうと気合が入る。空港に入っただけでワクワクする。

空港の手荷物検査も、別に悪いことをしているわけではないのに何となく緊張してドキドキしてしまう。このドキドキ感も面白いことの一つだ。

目の前に広がる滑走路と巨大な飛行機は、眺めているだけで楽しい。作業している人がいれば、なおさら興味深く眺めてしまう。次々に流れる搭乗のアナウンス。そして乗り込む乗客の列。こんな風に過ごしているから、待ち時間も基本的に退屈することは無い。

クライマックスは離着陸。もちろん上空を飛んでいるときの不思議な感覚も面白い。音も振動もほとんどないような世界に、ただ存在していることのみを感じられる瞬間だ。稀に、機体が揺れたりしたら、怖い気持ちにもなるが、二度と乗るまいと思うほどの怖さを飛行機で感じたことはまだないから、私にとってはやっぱりこの怖さも楽しさのうちに入っている気がする。

飛行機だけでなく、旅先で乗る電車やバスもことさら面白い。その土地の広告が貼り付けられていれば上々だ。旅先でしか乗れない船は、飛行機と同じくらいアトラクション気分になる。

いつも思うことは、この乗り物たちが、みな人の手によって造られたということだ。どれだけの多くの作業があったか想像するだけで、自分がその乗り物を利用していることに感動する。

旅することの楽しさが倍増するのは、乗り物たちのお蔭だと思う。

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