アガパンサス
2017.01.28(土)
少し前からだが、寝る前に気になることがある。
それは、いろいろな音が聞こえてうるさいことだ。
もしかして、これは病的なものなのか、それとも誰でもそうなのか、よく分からない。
眠れぬほどうるさいということは無くて、ちゃんと眠くなったら眠られるし、何か他の事に熱中していれば、気になることも無い。
だが今日のように、静かな夜を一人楽しんでいるときに、ふと音が聞こえている気がするのだ。
少し面白がって、聞こえる音を観察してみると、様々な音が入り混じっているように感じられる。どういう音なのかを言葉で言い表すのはなかなか難しい。
ぴーとか、きーんとか、わんわんとか、さーっとか…。やっぱりうまく言葉にはできないが、どうも何種類かの音が聞こえている気がする。
私はこの夜になると聞こえる音を、宇宙の波の音と名付けてみた。
そうやって名付けた瞬間から、嫌な気持ちは無くなって、不思議なことに宇宙から沢山の粒子が降り注いでいる気がしてくる。
目には見えないけれど、音でかすかに感じることがでる宇宙の波の音だ。
そういえば、これは昔からなのだが、夢の入口に入る瞬間を見るのも面白い。
これはどういった状態かというと、眠りに着く為に目を閉じて、目の中をみていると、眠りに落ちるまでに目の中でいろいろな物が見えてくるというものだ。
実際にはもう眠っていて夢の映像を見ているのかもしれないし、まだ意識が少し残っていて、脳に残っている残像のようなものを見ている気がしているだけなのかもしれない。
難しいことは分からないが、こんな風にして夢と現実のはざまを楽しんだりすることもある。
こんなことを書くと、人は私のことを変人だと思うだろうか。
けれど、自分でもこんな変なことを感じていたり、楽しんでいた自分をここに記録しておこうと思う。
実際にはただの気圧の変化なのかな…という気もするが、どうせなら宇宙の波の音の方がロマンチックな雰囲気で面白い気がする。