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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№212 心の中の根っこ


2017.12.9(土)

退職してから一度、職場に立ち寄った彼女は、まさかの「ここは良い職場だから辞めたらダメだ」発言に、スタッフ一同ドン引きしたが、つい先日、職場の近くのスーパーでバッタリ再会したときは、今働いているところの院長が、「”ありがとう”という言葉をかけてくれるので、最初はびっくりした。」と、にこやかな笑顔で話してくれた。

人とは面白いもので、自分の状況が困難なときには、嫌で辞めたところであっても、懐かしかったり良かったことが思い出されるものだ。
きっと今は、新しい職場でもずいぶん馴染んで、余裕が出てきからこその言葉と笑顔なのだと思った。

もっと酷い上司がいる中で仕事をしている人。意地悪な同僚との関係に悩みながら働いている人。いろいろあると思う。

歯科医院の特徴としては、院長がオーナーである個人経営の所が多い。その為いろんな意味で「オラが大将」的な、小さな小さな世界になりがちだと思う。

私は苦労している方なのかどうなのか…、それはよく分からない。

人には感じ方の差というものがある。
同じ切り傷でも、痛みの感じ方に違いがあるように、心が受けるダメージも人それぞれだと思うからだ。

もっとたくましくなりたいと思う反面、傷つきやすくすぐに落ち込んでしまう自分が愛しいような、そんな気持ちがあることも否めない。落ち込んだり、傷ついたりすることが、本当に嫌ならば、そんな自分とはおさらばできそうな気もするが、手放せない自分があるからこそ、こんなに長く生きていても、変わらない自分がいるのだろうと思う。

その上私は、親から愛されなかったという想いが強い。それゆえに、自分に自信が無く、常に失敗を恐れ、人からの指摘や批判に対して敏感に反応してしまうようだ。

今の主人と出会って、やっと生きていてもいいのだ。私は必要とされているのだと、思うことができたが、抜ききれない根っこの芯のようなものが、心の奥深くにあることを、いまだに時々感じてしまう。

いつまでも心の中に残った根っこをいじくりまわしていないで、水に流すという言葉のように、全てを洗い流して心の中を綺麗にしてみたい。
そろそろそんなことも出来るのではないかと思えるほど、年は重ねた気がするから。

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