サトザクラ白妙
2017.04.25(火)
使いすぎでどうかなってしまったのかと思われた、我が家のオーブン。
旅行に行く前にはコンセントを抜いて、
「しばらくゆっくり休んでね」
と声をかけて出かけた。
帰ってからレンジ機能を使うのに、こわごわコンセントを入れると、何となく普通に動きそう。思わずオーブンの扉をなでなでして
「ありがとう」
と言ってしまった。
明けて日曜日、またまたケーキを作りたい虫がうずうず。
でもオーブンを使うのはまだ気が引ける。もしまた動かなくなったら、ものすごく不便だ。
オーブン機能が使えなくても、ちょっと解凍するとか、温めるとかのレンジ機能だけでも使えた方がいいにきまってる。
だがさりとて、だからと言ってケーキ作りが諦めきれない私。
炊飯器で林檎のケーキを作ることにした。
思うに、これが良かったのかも知れない。
オーブン「あれ?使わないんですか?」
私 「だってまだ病み上がりでしょ」
オーブン「まぁ、そうなんですけど」
私 「とりあえず、今日は炊飯器にお願いしたからゆっくりしといてね」
オーブン 「あ…そうなんすか…(ちょっと寂しげ)」
こんな感じだったような気がする。
そして火曜日の午後。仕事から帰って、フォンダンショコラが作りたくなってしまった。
オーブンにちょっと声をかけてからスイッチON。
何とちゃんと動いてくれるではありませんか。
その後、必ず、使用前と使用後にはオーブンに声をかけ、労をねぎらうことを欠かさない私だ。
(2017.04.27 記)