リビングストーンデージー
2017.04.03(月)
我が職場は相変わらず、嵐の毎日だ。それというのも、また新たに退職者がでたからだ。
職場というものは、確かに退職者がでても、残った者で分担したり肩代わりしたりして、仕事自体はまわっていくものだ。だが、それらの分担や役割が決まって、落ち着くまでの期間というのは、本当に大変だ。
新しい人が入って来て、教えたり、自分の仕事や誰かの仕事を肩代わりしてもらって、その人が出来るように見守るのは、それはそれで大変なことだが、育ってくれれば楽になることが分かっているし、誰でも入りたては同じような経験をしているから我慢もできる。
だがいなくなった人の分の負担が増えることは、皆嬉しいことではないので、さて、どうしたものかと、憂鬱な雰囲気になっている。
そんなことを思いながらも、やるしかないのだけれど、「しんどいなぁ」というのが今の気持ちだ。
でも、最近は職場のごたごたに対して、どうでもいいと思えるようになってきたので、以前よりは悩まなくなった。
私が自分の物差しでいくら測ってみたところで、相手を理解できるはずもない。仲良くなりたいとか、和気あいあいと仕事したいとか、そんなことは夢だとよくわかった。
だからといって、悪い人たちとも思ってはいない。要するにただ一緒に仕事をしているだけの関係なのだから、それ以上に期待することはやめただけだ。
時々、悪魔を心に飼っているのを感じるような人たちと仕事をしていると、私はまるでただの「阿呆」のような気になってしまうこともあるが、それでも私は心に悪魔を住まわせるような人にはなりたくはない。
そんな職場って、どうなんだろうとは思うけれど、どんな職場にも、同じようなことはあると思うし、「まぁ、こんなもんでしょ…」と、小さく呟いた。