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華凛の日常

日々感じたことや、懐かしい思い出、旅先での出来事など、思いついたことを毎日書いています。

№130 時


ランタナ
2017.03.24(金) 

いつも日記を書く前に、
「今日はどんな一日だっただろうか」
「良いことはあったかな?嫌なことはあったかな?」
「充実していた?」
などなど、自分の心に残ったことや感じたことがどんなことだったか、振り返っている。

心がかき乱されるような辛い日も、心が躍るような嬉しい日も、どちらも波のように規則正しいような、不規則なような、なんとも不思議なタイミングでやってくる。

けれど、いつも思うことは、
「今というこの一瞬は、実は未来であり、現在であり、過去なのだ」
ということだ。

この一文字を打つ”今”の数秒後は、どんどん過去になっていき、未来へと進んでいる。

何気ない一瞬が、未来から今を紡ぎ出し、過去へと送っていくような、そんなイメージだ。

今をどんどん生きて、未来へとどんどん進んでいくけれど、たった数分後のことは、誰にも分からない。数秒後はたぶん予測できるような気がしていても、実はどんなことが起こるのか分かってはいない。同じ時間は二度とやってこない。確実に、明日、いや、この数分後はさっきとはもう違っているのだ。

そんな一瞬をひたすら重ねるようにして、私たちは毎日生きている。

こんなドキドキ感は、他には無いかもしれない。それが「生きる」ということなのだろう。当たり前のことかもしれないが、命がけでドキドキ感と戦いながら、一瞬一瞬を「自分がどうしたいか」選択し続けて、どんどんやってくる今を、そしてまた今、そして次の今…を生きているように思えてくる。

生きているということ自体が、とても面白くて不思議なことだなと、時を感じながら思った夜だった。

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