ラッパズイセン
2017.03.22(水)
水曜日はフル出勤なので、9時間勤務の日だ。
休憩時間は基本1時間取れるが、今の職場はスタッフルームもないので、デスクでお弁当を食べ、いつもなら外へ出て気分転換をする。だが今日はぼんやりとデスクに座っていた。
私のデスクのPCは、レセコンに繋いでいるので、ネットには繋げられないこともあり、スマホを見ることぐらいしかやることがない。
ちょうど今の時期は一番忙しいこともあり、アドレナリンが出ているのか、疲れも感じず仕事をしたくなってしまった。
我ながら、仕事好きというか、熱中するとやりたくなってしまうのは、何事に対しても当てはまるようだ。
何とも理不尽な嫌がらせみたいに仕事がふられてしまい、とても大変な一日だったのだが、悪い気分ではない。
それというのも、やり切ったという爽快感があるからだ。
これは性分なのかなと思う。
仕事が無くてぼーっとしているよりも、忙しくててんてこ舞いな方が、よほど気分がいい。まったく貧乏性な性格だなと思う。
退職してしまったスタッフの人が、やることが無くて雑誌を読んだりしていた。私が今の職場に就職したての頃には、その人から
「そんなに仕事しなくていいのよ」
などと、のんびりしていい職場なのだと教えられたりもした。
だが、雑誌なんて読んでいたら、さぼっていることへの罪悪感から、ドキドキして読むことさえできない。今でも仕事中にスマホを見ることも、結構罪悪感がある。
そんな私なので、半端ない仕事量をすべて片付けたということが、ものすごい達成感を生むようだ。
今日は仕事をやり切った感に包まれて、気分よく帰宅したのだった。
(2017.03.23 記)