シロツメグサ
2017.03.21(火)
今日は突然、長男が家に立ち寄った。と言っていいくらいの短時間の滞在だった。
近所まで用事できたらしく、お昼過ぎにLINEで夕飯をお願いしたいとの連絡があった。
息子といっても、もういい大人なのだが、やはり実家である我が家に立ち寄ってくれることは嬉しいものだ。
夫の両親が生きていたころに遊びに行くと、夫の好物がわざわざ準備してあったりと、本当に何歳になっても、母というものは息子が可愛いものだのだと思ってみていたことを思い出す。
だが今、自分がそんな年齢になり、我が夫様と比べれば、まだまだひよっこの私の息子たちを見ていると、あの年齢になってもなお息子が可愛いと思う義母の気持ちが良く分かるようになった。
特に一緒に住んでいない長男は、滅多に来ないということもあって、急に立ち寄るということであっても、決して嫌な気持ちにはならないものだ。
来訪の時間が、ちょうど夕飯が終わってのんびりテレビを観る時間だったので、夫は一人ぼっちになってしまい、申し訳ないことをしてしまった。
再婚してからは、体が二つあればと何度も思ったものだが、このような子どものそばにいてやりたい時間と、夫のそばにいたい時間が重なると、本当に体が二つ欲しい気持ちになる。
長男は、そんなことをよくわかっているので、夕食を食べながら少し話をしたら、すぐさま引き上げると言って帰っていった。
ほんのひと時の時間だったが、次男もちょうどいたので、兄弟でなにやら話も少ししていたようだ。
二人の息子たちが、それぞれの道をしっかり歩んでくれることが、一番の願いかもしれない。
(2017.03.22 記)